RAW(ロウ)はJosh Kesselmanによって作られたスペインのAlcoy(アルコイ)というところで生産されているブランド。
RAW公式サイトなどを見るとモノクロのブレザーに複数の指輪、RAWのロゴ入りのスカーフやキャップをかぶった無精髭の男性がCEOのJosh Kesselman本人である。
スペインのアルコイでの紙の生産は古く、最初にローリングペーパーの会社ができたのは1815年とされています。
バルセロナの産業との競争で紙の生産者がほとんど買収され、唯一買収されなかった会社のアンティークローリングマシンで生産されたのが始まりだそうです。
最初は風味があるペーパー「Juicy Jays」、そしてライスペーパーで作られたペーパーブランドElements(エレメンツ)が誕生。そこで得た資金を投資してこだわりのブランドRAW(ロウ)が2005年に誕生したそうです。
RAWが手がけるペーパーはオーガニックであると同時に塩素漂白されていないヘンプ(大麻)と繊維のハイブリッドが使用されていることが特徴的。
参考:RAW公式サイト
このRAWからでているペーパーの種類は主にクラシックとペンプの2種類。
漂白剤を使っていない麻とハイブリッドの繊維が使用されたクラッシックペーパーとオーガニックヘンプ(こちらも無漂白)を使ったペーパー、あとは極薄のブラックラベル。
残念ながらブラックラベルは日本国内ではあまり流通してないので今回は紹介から外させていただきます。
追記ブラックを入手いたしましたのでこちらにて
サイズはシングルタイプ、1 1/4、キングサイズ。ROLLタイプ、CONEタイプなどのペーパーがラインナップされている。無駄にでかいサイズもあったり。。。。
巻きタバコのサイズは「手巻きタバコのペーパーの種類 ~ 巻紙サイズ編 ~」
RAW(ロウ)classicペーパー
漂白されていない様々な繊維を使っている為か若干茶色っぽいペーパーです。
よく見ると透かしが入っているのがわかる。格子状の透かしは均一に燃焼するように入れ入られた物だそうだ。かなり薄めです。
巻いてみると無漂白のハイブリッド繊維を使っているからか茶色いシルエット。
見ると中のシャグが若干透けて見える。見た目からも薄いのがわかります。
吸った感じ紙の味っぽいのはせず、タバコ本来の味が楽しめるのかなという印象。
火の走りはゆっくりに感じます。
細巻きで紙が2重になっている部分がありましたが燃焼には全然と言っていいほど問題はない感じです。
RAW(ロウ)オーガニックヘンプペーパー
こちらも漂白されていないそうですがヘンプの茎の中心部を使っているからでしょうか見た目白く、見てもわかる通り薄いです。油取り紙とかよりも薄いんじゃないでしょうか。
一応オーガニックヘンプを使用しているとの事ですが人体、環境に影響のない化学肥料など使ったヘンプとの事です。(RAWのwebより)
家の庭で作られている花や野菜へ使うレベルってことでしょうか。
Josh Kesselmanが手がけたフレーバー付の巻きタバコペーパーJuicy Jaysなんかはガムみたいに噛んでも問題ないそうなのでこちらもまったくもんだいないんでしょうね。。。
オーガニックヘンプペーパーも燃焼を均一、遅くする格子状の透かしが入っている。
巻いてみると薄さがさらに分かりますね。透けております。
吸った感じも紙っぽさは感じず、シャグの燃焼のだけのような燃焼速度です。
今回ブラックがなかったので比べられませんでしたがclassic、ヘンプ共に燃焼速度が遅く、2重に巻くところがありましたが紙の味などほぼ感じない印象でした。
ジェリービーンの絵とかのイメージだとなんとなくアメリカンなイメージがありますが
歴史ある古きよきものとこだわりを持った素材を活かしたペーパーなんです。
使ってみるとわかります。試してみる価値アリですよ。